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スリランカ遠征記(最終)

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Upananda支部道場オープンセレモリーを終え,翌日帰路についた。茶畑を抜けるのが近道らしく護衛の愛犬とともに緑に囲まれた道らしき道を歩いた。茶摘をする現地の方に「写真を撮らせてください」とお願いをすると麦藁帽子を脱ぎうれしそうに承諾して下さった。
この方々の月収は4500ルピーから5000ルピーと言うから日本円で4000円くらいだろうか!
翌日、スリランカの代表的な「スリーウイラー」で生計を立てているマンジューが来てくれ、私の荷物つくりを手伝ってくれた。また、ホテルの料理長も何度も私の部屋にきてくれたが、最後の日には私の体を心配して料理長じきじきにサラダ(下写真)を作り部屋まで持ってきてくれました。そんな心遣いが嬉しく思いました。
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Deepal一家そした道場生たちに見送られ、空港職員の案内を受け搭乗しましたが、6時間かけてまたあのUpananadも見送りにきてくれました。本当に言葉にならない「心」を頂きました。そして、日本で哲学の勉強をして帰ったお坊さん「スダンマ」さんとまた会うことができ、安全と健康を祈って手首にミサンガを結んでくれました。
おぼうさんが、お経をあげながら結んでくれるミサンガは何とも言えないパワーを感じます。
夜中にコロンボ空港を飛び立ったのですが、窓から下を見ると闇の中に光る電気の数が前回よりはるかに多くなっているのに驚きました。経済発展しているのですね!
行きの飛行時間は13時10分ですが、帰りは8時間弱で快適な飛行でした。
毎日毎日ハードな遠征でしたが、今、日本人が過去におき忘れようとしている素朴な人への思いやり優しさを感じ取ることが出来た遠征でもありました。(おわり)


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四万十川民宿なかのかわ「ふるさと」

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私の民宿「ふるさと」は道路から少し上がります。この時期は登り口には「たらの目」沢山の「つつじ」が出迎えてくれます。
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「つつじ」の花壇の上にはピンクと赤い「芝桜」が咲き乱れ、中ほどまで進むと左側に「あけびの花」咲いています。母が道路から家までの間を「花の道」にしたいと頑張っていましたが、管理をして下さる岡村さんのお蔭で現実になっていることに母も喜んでいると思います。
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庭の端にはきれいな「もくれん」「ふじ」「花ズオウ」などが咲き、山で鳴く「うぐいす」や「目白」「きじ」のさえずりがまた一段と花たちを引き立てます。
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昔、養鶏場だった家の奥には「びわ」「柿」「みかん」が実をつけます。
春の民宿「ふるさと」は山菜料理が最高です。私は山菜の揚げたてのてんぷらを塩で頂くのが大好きで、いつもお願いして舌鼓をうっています。一度是非遊びに来てください。



居合道大会で遠征

先週、夙川道場の空手の指導を終え四国の我が田舎へ向かいました。
15日開催された全国各流宇和島居合道大会に出場するためです。 
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今回は調整不足ではあったのですが「これで行こう!」と言う気持ちの整理をつけて試合に臨みました。試合はトーナメント方式で行われます。一回戦は無事に勝ち上がったのですが、まだまだ私の実力では決勝まで勝ち進む力がないようで・・・・・でも、今回は他府県の先生が声を掛けてくださり助言と励ましのお言葉を頂きました。
思い出に残る大会になったと同時に次へのステップに弾みがつきました。(感謝です)
今回も四万十の上流にある民宿「ふるさと」(私の実家)に宿泊、春の山菜料理をたらふく頂きました。
また、私の民宿は沢山の花が見られます。
CIMG4869_convert_20120419004248.jpg庭に咲く「もくれん」と「つつじ」
スリランカ遠征記最終回の前に少し我が家に咲く花を紹介させて下さい。

遠征

おはようございます!
今朝は肌寒くまた雨ですね・・・。
先日はスマトラでまた大きな地震が発生しましたね。スリランカでは津波に備えて皆さん高台に非難したようでしたが津波もなく安堵しました。支部長から「後1時間で津波がくるので今から逃げる」と電話が来たときには、何を言ってるのか最初は理解できませんでしたが・・・被害がなくて本当に良かった。

先週は奈良で居合の大会、明日は四国の宇和島で居合の大会です。何でそこまで・・・と自問自答しますが(笑)
でも、自分自身に負ける訳にもいかず・・・・。
今から夙川に空手の指導に向かいます。午後1時の終了と同時に気合を入れて向かいます。
月曜日に帰ってきますので、更新します。また、宜しくお願い致します。

スリランカ遠征

昨日のスマトラ地震は大きな被害を出すことがなかったのか被害の報道はされていませんね!安心しました。
スリランカにも被害はなかったようで安否も確認でき安堵しています。

さて、スリランカの一般的な料理とデザートは下記の写真です。台所は日本の遠い昔の台所の感じですが、押入れのような二段になっていて、上の段が釜戸で炒め物など料理をして、下の段が薪置きです。当然火力は薪です。
料理をしてくれているのは一回り年下のUpanandaの奥さんです。
デザートもお店で買ってくるのではなく全て手作りで、味は素朴ですが甘くてスリランカの気候で頂くと極上、絶品です!(料理にも心がこもっているから余計ですね)
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スマトラ地震

もう日が変わりましたので昨日になりますが、スマトラ沖で地震がありましたね!
スリランカのコロンボに空手の指導に出ていた支部長Deepalから、津波が後1時間後に来るので逃げるから・・・・と電話がありました。今、居合の弟子が仕事でスリランカへ行っていますが、彼にも連絡をしてくれたようで、現地の方と逃げるから大丈夫です。と連絡をくれました。少し安心しましたが・・・とにかく早く逃げるように伝え一度電話を切りました。
その後、Deepalに電話を入れたら15キロ地点まで逃げたとのこと。また、弟子にも電話を入れたら前回、ここまでは津波が来なかったから!!!と言う所に逃げているとのことで安心しました。
本当に地球が怒っているのでしょうか・・・・!

スリランカ遠征記

今日は寒い一日でしたね!夜は綺麗なお月さんでした。

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少し休憩をして道場オ-プンセレモニーを行った。そして稽古に移ったが、テープカットの時もPiyarathnaが横にいてお経をあげていた。また、彼は次の日の朝も一人道場に入り繁栄と怪我のないようにお経をあげていたのには驚いた。いい友が出来たことに感謝である。
この道場はUpanandaが重いセメントをブロックを木材を肩に担ぎ道なき山道を数え生きれないほど往復をして建てた道場です。今の日本では想像が出来ないことである。
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集合写真は、山の上からまた、麓から道場に通う生徒達です。子供を抱いているのはUpanandaのお姉さん。お姉さんも紅茶を栽培しながら生計を立てているとのこと。可愛い子供はお姉さんのお子さんですが、麓からお手伝いにきてくれたようで・・・今回、私の訪問を大変喜んでくださいました。ご主人は道場建設のため毎日通ってきて手伝ってくれたようです・・・・。何から何まで今の日本人が失いかけている”心”があり言葉になりませんでした。
私の出来る事は、力の限り心で指導することしかない!と思いそんな気力に負けないよう!また稽古外でも謙虚さを怠ることのないよう失礼のない精一杯の指導に徹しました。

スリランカ遠征記

今日の京都は凄い雨と風でしたね!

今日は、BLOGを見てますよ!と言うメールを頂いたので少し元気が出て気持ちよくBLOGを書いています。

Upanandaは紅茶畑を持ちその収入で生計を立てているようですが、大変な立地条件の所に畑も家もあります。
そんな彼は、本当に日本人以上に素朴な心の持ち主で思いやる心が中途半端ではない男です。
それでいて、いつもユーモアと笑顔を絶やさない男でいつも感心しています。
今回もコロンボ国際空港までバスで6時間かけて私を出迎えにきました。
そんな純粋なUpanandaの住む環境を紹介させて下さい。

ホテルからふもとの町まで6時間、そしてそこからデコボコの山道を車でのぼって30分。しかし、大変な山道で車が壊れるのでは・・・と心配しました。
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頂上に着くと歓迎のレイを持った子供達が一列に並び私を迎えてくれました。また、歓迎のポスターが張られていました。Upanandaはそんな余裕がある生活ではないはずなのに・・・・また、涙がでました。
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歓迎を受け、信じられない事にそこからまた山を下らなければなりませんでした。そして中腹にUpanandaの建てた家があり、Upanandaのお姉さん家族、また友人が庭先で出迎えてくれました。
感激の瞬間でしたが「ウルルン滞在記」のワンシーンを観てるような光景でした。
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ちなみに、紅茶は毎週一回茶つみをして工場に出荷するようです。また、そこで働く人の賃金は月に5000円くらいだそうですよ!



スリランカ遠征記

2月25日(日)朝の6時起で、ウパナンダ支部長の道場オープンセレモニーと指導を兼ねて車で向かいました。
Deepal支部長一家とPiyarathnaそしてアメリカのCAIに類する警察も同行して、道も悪く山超え谷超えで6時間以上かけての遠征でした。
CIMG4360_convert_20120402223510.jpgCIMG4363_convert_20120402224036.jpg(頂上から見える山は紅茶畑です。実際は険しい山でした)
Galleに入る最後の峠で休憩を取っていると大変珍しいスリランカの国鳥「ワリククラ」(シンハラ語)で出会いました。なかなかこんなに近くで観ることはないらしく少し疲れが取れた瞬間でした。
CIMG4362_convert_20120402224406.jpg(日本の鶏を大きくした感じです)